尾瀬ガイドの沼野健輔さんとカメラマン桑野さんから、この時期の尾瀬について話を聞きました。
7月初旬のこの時期の「尾瀬ヶ原」は、ミズバショウ(水芭蕉)が終わって、タテヤマリンドウが終わって、次の花ワタスゲやカキツバタ、ツツジのかわいい花が咲いています。キスゲも少し咲き出して新緑もとてもきれいです。
一年の中で一番花の種類が多いこの時期は、尾瀬が好きで何度か来られている方たちが、心から楽しまれている時期です。たくさんの入山者がいるミズバショウの時期と夏休みの時期の狭間の、歌の歌詞にある「静かな尾瀬」を体感できるとってもいい季節です。
オススメの時間は、朝5時にゲートがあくので、できるだけ早い時間に朝もやを楽しんで、昼ぐらいに上がってくるパターンか、山小屋に泊まる用意をして午後から夕方の時間に歩くのがいいですね。
「尾瀬沼」は、原(尾瀬ヶ原)と比べて2週間ほど季節が後なので(春に近いという意味)、まだミズバショウもちらほら残っていてタテヤマリンドウが最盛期です。
「静かな尾瀬」を楽しんでほしいですね。